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こんにちは。kawamuraです。

会社での「教育」と聞くとどちらを想像しますか?

【1】師匠にとって都合が良い戦力になってもらうために行う。
【2】弟子がどこへ行っても自分の力でやっていけるように行う。

教える・考える

もう少し突っ込んでみましょう。

【1】師匠が弟子に教える。自分と同じこと、もしくは近いことができる人を作る。師匠に直接メリットがある。弟子は師匠の枠を超えられない。弟子は受動的。
【2】師匠が弟子に考えさせる。ゆくゆくは信頼して任せる。師匠とは別の、自律した人を作る。師匠に直接のメリットは少ないかもしれない。弟子は師匠の枠を超える可能性がある。弟子は能動的。

最初は【1】でしょうね。
全くの未経験で考える材料が無いため、考えても答えが出てこない場合です。
新人教育もこれでしょう。

では新人ではなく、日々の仕事をこなせている人は、みんな【2】でしょうか?
他の誰か(会社や上司や先輩)がひいたレールに従って、言われるがままにスキルを身につける。
表立って「教育」を受けていなくとも、【1】と何が違うのでしょう?

守・破・離

武道には守・破・離という考え方があります。
弟子は師匠の教えに忠実に従い、その教えを自分なりに改善し、最後は教えから完全に離れ自分の流派を作るというものです。

【1】は守です。場合によっては破になるかもしれませんが、決して離ではありません。

どうして離に進まないのでしょう?
離になれないのではなく、離れたくない、離さない、が正しいのではないでしょうか。

守は楽です。
師匠は弟子を戦力・手駒として使えますし、弟子は師匠の言いつけに従っていればそれで良いのです。
Win-Winです。
・・・本当に?

山本五十六

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

とても有名ですね。名言です。
実はそれには続きがあります。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

教育は何のため?

他人に自分のキャリアを預けたいですか?人生を預けたいですか?
自分では思いもつかないことで弟子の才能が実るところを見たくはありませんか?もし弟子が会社を立ち上げて社長になって注目を集めたら素直に喜べませんか?自分が良ければ全てOKですか?

少し寂しいけれど、離れるために教育をするのだと思います。

だから
親離れしよう。
子離れしよう。